さて、世の中買っている人達もいるということで。 1.バフェット氏の場合 まずは、伝説の投資家ウォーレン・バフェット氏の動向に関するブルンバーグの記事。 While the credit crisis is preventing rival bidders from borrowing money, Buffett has $25.5 billion in cash to deploy. お金がある人にとっては、買い時となっているのでしょうね。特にバフェット氏の投資手法は、バリュー投資の長期保有なので、会社のファ...
はてさて、本日はアステラス製薬によるCV Therapeutics社に対する買収断念のニュースについてです。 日本企業(の子会社)による米国企業に対する敵対的買収だったので、注目していたのですが、意外とあっけない形で終結しました。 <経緯> 昨年の11月ころに非公開で1株16ドルでの株式買取オファーをアステラス社側が行い、それをCV側が評価が低いとしてこれを拒絶。 2009年1月27日に、アステラスが16ドルでの買取...
こちらの記事から以前トラバさせていただいた労務屋さんからトラバ頂きました。ありがとうございます。http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20090302 前提となる議論は昔の記事を見ていただくとして、労務屋さんのご意見としては、 信頼を守るために解雇権濫用論だけではなく、防衛策も必要。 防衛策としては、ティン・パラシュートもありうるのではないか。 ということであろうかと思います。 確かに解雇の有効性を争うとなると一個人...
その1の続きです。 いきなりですが、ちょっとここで解雇権濫用論による保護というのは現状どうなっているのかを簡単に整理しておきます。 従来の判例法理では、整理解雇を行うに際しては、四要件、すなわち ①人員削減の必要性があること、 ②使用者が整理解雇回避のための努力を尽くしたこと ③被解雇者の選定基準および選定が公平であること ④労働組合や労働者に対して必要な説明・協議を怠ったこと がすべて満たされていないと解...
少々私事でバタバタしており、更新が遅れました。 さて、本日は、昨今話題になっている解雇を容易にして雇用を流動化するという主に池田先生が盛んに主張されている議論についてです。最近労務関係のことに関して時々のぞかせていただいている労務屋さんのブログにおいて詳細な検討がなされていましたので、ご紹介します。 池田信夫先生ウォッチング 連続シリーズです。 一点特に興味深かったのは、上記ブログの2月10日のエントリ...